別れを選びましたが、赤ちゃんを宿した私を一途な救急医は深愛で絡めとる
「もう離さない。お前は俺だけの女だ」


彼はそう言うと、私を翻弄し始めた。


「あぁ……んっ、あん……」


熱を帯びた舌が全身を這い、私の甘い声を誘う。

恥ずかしいのにやめてほしくない。彼と一緒に溶けてしまいたい。
そんな感情が込み上げてくる。

私の胸を揉みしだきキスを続ける陸人さんに夢中になり、ひたすら髪を振り乱して悶(もだ)えた。


「んあっ」


やがてはち切れそうな怒張が中に入ってくると、体が勝手に跳ねる。


「はー、まずい。止まらない」


情欲をまとった瞳で私を縛り、悩ましげに吐き出した彼は、激しく腰を打ちつけてくる。

しかし、しばらくすると私を抱きしめて動かくなった。


「陸人、さん?」

「心春ばかりに苦労させたかと思うと、情けない。一生守ると決めてたのに」

「私が勝手に出ていっただけですから」


彼はずっと全力で愛を示してくれていた。

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