別れを選びましたが、赤ちゃんを宿した私を一途な救急医は深愛で絡めとる
陸人さんは凛が持っている絵本とおもちゃについて尋ねている。
「これはね、変なおじちゃんとおじいちゃんがくれたの」
「変な……。俺?」
兄が顔をしかめるので、陸人さんが体を震わせてクスクス笑っている。
「変なおじちゃん、ありがとうございます」
「陸人、覚えとけよ」
私は知らなかったけれど、このふたり、かなり仲がよさそうだ。
「それじゃ、変なおじちゃんは退散するわ。陸人、頼んだぞ」
「はい。ありがとうございました」
兄が離れていくと、陸人さんは凛を車に乗せた。
その三日後。私たちは引っ越しを済ませた。
広くてきれいな部屋に大喜びの凛は、はしゃぎっぱなし。
陸人さんはどれだけ忙しくても、できる限り凛との時間を持ってくれる。
片づけを済ませて金曜は病院へ。
凛だけでなく私の傷の治療も始まるのだ。
「これはね、変なおじちゃんとおじいちゃんがくれたの」
「変な……。俺?」
兄が顔をしかめるので、陸人さんが体を震わせてクスクス笑っている。
「変なおじちゃん、ありがとうございます」
「陸人、覚えとけよ」
私は知らなかったけれど、このふたり、かなり仲がよさそうだ。
「それじゃ、変なおじちゃんは退散するわ。陸人、頼んだぞ」
「はい。ありがとうございました」
兄が離れていくと、陸人さんは凛を車に乗せた。
その三日後。私たちは引っ越しを済ませた。
広くてきれいな部屋に大喜びの凛は、はしゃぎっぱなし。
陸人さんはどれだけ忙しくても、できる限り凛との時間を持ってくれる。
片づけを済ませて金曜は病院へ。
凛だけでなく私の傷の治療も始まるのだ。