お館様の番選び
あかりが僕の番だとわかったのは、あかりの兄弟と涼を求めて川遊びに行った時だった。
「蛍ー、大丈夫。大丈夫だから足だけでも水につけてみよーよ。」
「やだー。流されるー。水嫌いー!」
狸型獣人(形は完全に狸)の蛍は、しっかり抱えているにも関わらず足をめいいっぱい突っ張らせ水から逃げようと僕の体をよじ登ろうとしていた。
その姿も可愛いくてたまらない。
「あははー。いっそのこと投げてみるかー?」
「ギャァァァーーー」
なんてはしゃいでいると、甘い香りがして、香りのする方に目をやったんだ。
……あかりの白い足が目に焼き付いた。すぐに目を反らしたが、残像が消えてくれない。
この香り、あかりの匂いだ…でも…こんなに…甘ったるく…酔いそうなくらい……
まわりを見渡す。…僕だけ…なのか……?
「蛍ー、大丈夫。大丈夫だから足だけでも水につけてみよーよ。」
「やだー。流されるー。水嫌いー!」
狸型獣人(形は完全に狸)の蛍は、しっかり抱えているにも関わらず足をめいいっぱい突っ張らせ水から逃げようと僕の体をよじ登ろうとしていた。
その姿も可愛いくてたまらない。
「あははー。いっそのこと投げてみるかー?」
「ギャァァァーーー」
なんてはしゃいでいると、甘い香りがして、香りのする方に目をやったんだ。
……あかりの白い足が目に焼き付いた。すぐに目を反らしたが、残像が消えてくれない。
この香り、あかりの匂いだ…でも…こんなに…甘ったるく…酔いそうなくらい……
まわりを見渡す。…僕だけ…なのか……?