唯くん、大丈夫?
納豆を混ぜながらもう一度時計を見る。



今から飯食ってシャワー浴びて着替えて…8時は超える。


美琴に連絡入れとこう。



…優花には…なんて連絡しよう。





いざ連絡しようと思うと、久しぶりだからかなんか身構えてしまう。

とりあえず謝ったほうがいい?

怒ってるよな。

俺、なんて言ったっけ。









『優花が他の男と仲良くしても、ハグしてもキスしても気にしない』









『ただのスキンシップだし。全然ヘーキ』









『ほら、早く帰ってイケメン探せば?顔のいい男が好きなんでしょ』







パキッ。




「…」




納豆の発泡スチロール製のケースが割れて手にネバネバがつく。


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