LOVEHATE~御曹司社長と黒い子作り婚~
週が開けて、月曜日。
いつもよりも早く家を出て、
晴君の家の近くで、彼を待ち伏せる。
「え、千花?!」
マンションを出てすぐの所に立っていた私を見て、こっちがビックリするくらいに驚いている。
「晴君と、もう一度だけちゃんと話したくて。
遅刻するから、あまり時間は取らせない」
「え、でも、千花は遅刻じゃない?」
私の就業開始時間は、この人よりも早い。
「今日は遅刻するって、会社には後で連絡する」
「そう。で、話って?」
そう訊いて来る晴君の声は、柔らかくて。
幻滅はされたかもしれないけど、
私の事を嫌いってわけではないのだろう。
「私…晴君と居て楽しかった。
ありがとう、って言いたくて」
「えっ…。
そうだよな?
朝迄、マリカーやあつ森したり。
後、徹夜で海外ドラマやアニメみたり。
後…まあ、色々、楽しかったよな?」
「あ、うん」
「楽しかったけど。
千花は、俺の事好きだった?」
そう訊かれて、答えにつまる。
「ほら?一度も俺、千花に好きだって言われた事ないから」
そうだったな、と思う。
「晴君の事は、好きで大好きだったよ。
けど、その好きが恋愛感情なのかと言われると違うかもしれない」
仲のいい女友達に抱く感情と、似ていた。
よくよく考えると、異性に抱く好きという気持ちが、ずっと女子校だったせいか、よく分からない。
「眞山社長の事は?」
「綾知さんの事は…。
好きだったり嫌いだったりする。
それで、あの人と一緒に居て凄く安心して…側に居て欲しいって思って。
昨日辺りから、綾知さんが近くに居ると、妙にドキドキとするようになって…。
もしかしたら、これが恋愛感情なのかな?って?」
そう言うと、晴君はニコリと笑って。
「千花は、本当に眞山社長が好きなんだ。
それなら良かった」
そう、言ってくれた。
いつもよりも早く家を出て、
晴君の家の近くで、彼を待ち伏せる。
「え、千花?!」
マンションを出てすぐの所に立っていた私を見て、こっちがビックリするくらいに驚いている。
「晴君と、もう一度だけちゃんと話したくて。
遅刻するから、あまり時間は取らせない」
「え、でも、千花は遅刻じゃない?」
私の就業開始時間は、この人よりも早い。
「今日は遅刻するって、会社には後で連絡する」
「そう。で、話って?」
そう訊いて来る晴君の声は、柔らかくて。
幻滅はされたかもしれないけど、
私の事を嫌いってわけではないのだろう。
「私…晴君と居て楽しかった。
ありがとう、って言いたくて」
「えっ…。
そうだよな?
朝迄、マリカーやあつ森したり。
後、徹夜で海外ドラマやアニメみたり。
後…まあ、色々、楽しかったよな?」
「あ、うん」
「楽しかったけど。
千花は、俺の事好きだった?」
そう訊かれて、答えにつまる。
「ほら?一度も俺、千花に好きだって言われた事ないから」
そうだったな、と思う。
「晴君の事は、好きで大好きだったよ。
けど、その好きが恋愛感情なのかと言われると違うかもしれない」
仲のいい女友達に抱く感情と、似ていた。
よくよく考えると、異性に抱く好きという気持ちが、ずっと女子校だったせいか、よく分からない。
「眞山社長の事は?」
「綾知さんの事は…。
好きだったり嫌いだったりする。
それで、あの人と一緒に居て凄く安心して…側に居て欲しいって思って。
昨日辺りから、綾知さんが近くに居ると、妙にドキドキとするようになって…。
もしかしたら、これが恋愛感情なのかな?って?」
そう言うと、晴君はニコリと笑って。
「千花は、本当に眞山社長が好きなんだ。
それなら良かった」
そう、言ってくれた。