LOVEHATE~御曹司社長と黒い子作り婚~
眞山社長は私の肩に腕を回すと、
もう片方の手を私の頬に当て。
顔を近付けて、唇を重ねて来た。
眞山社長はそっと触れるキスから、段々とそれを深くして行き、
私の唇を割り舌を入れて来る。
私の舌に、眞山社長の舌がヌメリと触れている。
その生々しい感覚に、涙が浮かんで来た。
眞山社長は慣れているのか、なんの迷いもなく私をベッドへと押し倒して、ガウンを脱がせて行く。
ガウンを脱ぐと、裸だから、それに恥ずかしくて体を隠したくなる。
「電気消してください」
部屋が明るくて、そうお願いしてしまう。
「消さなくていいよ。
だって、消したら千花の体が見えないから」
そう言って、私の胸を口に含んで行く。
なんとも言えない卑猥な水音が、響いている。
「…もう辞めて下さい」
私のその声が、聞こえているはずなのに、眞山社長はそれに言葉を返さず、
さらに私の体を弄ぶ。
眞山社長の手が、指が、私の下半身に伸びて行く。
その場所を、触られる。
嫌なのに、それに声が漏れそうになる。
「もうちょっと濡らしてからにしようか」
そう言って、外にあるその場所を執拗に攻めるように触れられた。
嫌なのに。
泣くくらい嫌なのに、体はそれに反応してしまう。