私の愛は···幻
私は······
琴音・ブレンデル
美形で偉大な父
優しくて美しい母
それから····
イケメンで優しい兄
私の回りには
偉大な人達が·······
その中で育つには······
プレッシャーで
潰れそうにもなった。
そんな時
いち早く気づいて助けてくれる
母と兄····
そして、温斗叔父様
だから、乗り切れてこれた。
神の手を持つと言われる父
指揮者である祖父
ヴァイオリンニストの祖母
三人は、音楽業界では
有名過ぎるほど有名な方々で。
お前ごときが·····と。
偉大すぎる身内に負けてしまい
そうになった。
逃げ出そうとした。
だが·····三人から
『自分を信じ
誰とも比べたりする必要ない。』
と、言って貰えた。
兄も温斗叔父様も
私の音色は、父や母とも違い
『とても好きだ。』
と、言ってくれた。
母は、
『私は、途中で逃げ出したから
私なんか、琴音の足元にも
およばないわよ。』
と、言っていた。
下手かもしれない
だけど、ピアノが好きで
ピアノと生きてゆきたいと
自分自身で決めたから。
祖父母の会社に入り
マネージメントは、
全て会社がやってくれるから
何も心配せずに
ピアノの事だけを考えられる。
それに
ミロ大叔父様の息子のカイロさんが
私のピアノをあちこちで
紹介してくれて
本当に嬉しく思っている。
大おばあちゃま
見ていてね。
私が産まれて直ぐに亡くなったから
まったく覚えてないが
沢山、話しを聞かせて貰って
大好きになっていた。
そして、いつの日か
パパとママの様な結婚生活を
送りたいと思っている。
まぁ、お兄ちゃんが理想だから
難しい·····かな······