エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
「お待たせ」
程なく、紗子が姿を見せた。
走ってきてくれたのだろう、うっすらと汗をかいている。
「先輩、すみません。お仕事大丈夫ですか?」
「もちろんよ。納期に間に合わなくなったら優ちゃん呼び出すわ」
「はい、声掛けてくださいね」
「やあ、紗ちゃんいらっしゃい」
カウンターの奥からマスターが声をかけてきた。
「マスター、こんばんは」
「今夜はなに飲む?」