エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
「…………」
煌斗の腕の中で優杏は言葉もなく、彼の情熱をただ受け入れている。
彼女の手も足も、すべてが煌斗の思うがままだ。
(優杏は俺の妻になるんだ)
煌斗は夢中だった。
優杏の柔らかな丸みも、細い腰も、すべて彼の手によって開花させたい。
他の誰かに手折られたなんて、思いたくもなかった。
「ああっ……」
痛みがあったのか、優杏がやっと声をあげた。
*******
煌斗が抱き潰した後、優杏はぐったりとベッドに横たわっている。
純白のシルクのシーツには微かな染みがあった。
優杏は処女だった。あの男とは、なんでもなかったのだ。
冷静になった煌斗は自分を恥じていた。
眠る優杏の顔を見下ろしながら、ガシガシと髪をかきむしる。
(なんてことをしてしまったんだ)
入籍するまで待つと言っていた自分が、彼女の初めてをこんな形で奪ってしまった。
(俺は無理やり……)
その事実を煌斗は重く受け止めていた。