エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい



「あれ、優ちゃんおはよう」
「鈴原さん、おはようございます」

「今日だったよね、見学の方がみえるのは?」

優杏は実家のイングリッシュガーデンに来ていた。
今日は約束していた紗子と青木が庭の見学に来る日だ。

「はい。そろそろ工事は終わりますか?」
「ああ。もうすぐ完成するから家に帰ってきても大丈夫だよ」

鈴原から見ても、優杏の顔色は悪かった。
この前の輝くような笑顔は無いし、寝不足なのかうっすらと隈が見える。

「郵便物を確認しなくちゃ……」

紀之の探るような視線が気になったのか、
それを避けるように優杏は門の横にある郵便受けに歩いて行った。


< 161 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop