エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
「あれ、優ちゃんおはよう」
「鈴原さん、おはようございます」
「今日だったよね、見学の方がみえるのは?」
優杏は実家のイングリッシュガーデンに来ていた。
今日は約束していた紗子と青木が庭の見学に来る日だ。
「はい。そろそろ工事は終わりますか?」
「ああ。もうすぐ完成するから家に帰ってきても大丈夫だよ」
鈴原から見ても、優杏の顔色は悪かった。
この前の輝くような笑顔は無いし、寝不足なのかうっすらと隈が見える。
「郵便物を確認しなくちゃ……」
紀之の探るような視線が気になったのか、
それを避けるように優杏は門の横にある郵便受けに歩いて行った。