エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい
ざっくり法面の状況を説明したが、専門外のことだから優杏は不安そうに見えた。
「また様子を見に来るから」
と告げたら、優杏は安心したような、それでいて困ったような顔をした。
また俺とあんなことになったらどうしようかと悩んでいるのだろうか。
思わず離婚したことを優杏に告げようかと思ったが、逆に下心があるように思われたくなくて口を噤んでしまった。
「じゃあ、今日はこれで」
「わざわざありがとうございました」
今日のところはあっさり引き上げようと煌斗は腰をあげた。