エリート御曹司は独占本能のままにウブな彼女を娶りたい

ふたりで玄関から出てイングリッシュガーデンを歩き出した時、ムサシがクンクンと鼻を鳴らした。

「やあ、優ちゃん」
「あら!」

門から入って来たのは背の高い日焼けした男性だ。まだ若そうに見える。

(誰だろう? 優ちゃんって呼ぶくらいだから、優杏の恋人か?)

煌斗が怪訝な顔を見せたからか、その青年のほうから彼に挨拶をしてきた。

「はじめまして、優ちゃんの会社の方ですか?」
「いえ、幼なじみです」

< 62 / 203 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop