クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
「はい。伯父様、叔母様、ありがとうございます」
レーニスの目からは、なぜか涙が溢れてきた。
聖なる力を失い、神殿を追い出された元聖女候補にも関わらず、こうやって受け入れてくれたことに。
ロイスがレーニスの肩に手を回してくれた。
「疲れたでしょう? 温かいお茶を準備してあるの。今後のことを相談しながら、お茶にしない? まずは、お部屋に案内するわね」
その二人から少し離れたところに、クエバの息子であるルーカスが立っていたことに気付いた。彼だけは、鋭い視線をレーニスに向けていた。
「ごめんなさいね、レーニス。話が急だったから、このような部屋しか準備できなくて」
ロイスによって案内された部屋は屋根裏部屋。急な話であったし、仕方ないだろう。
だが屋根裏部屋といっても、眠るには充分だ。少し埃っぽいところがあるけれど、と思ったら、蜘蛛の巣が張っていた。まずは、掃除からか、とも思った。比較的綺麗な場所に荷物をまとめると、ロイスたちが待つ談話室へと向かった。
レーニスの目からは、なぜか涙が溢れてきた。
聖なる力を失い、神殿を追い出された元聖女候補にも関わらず、こうやって受け入れてくれたことに。
ロイスがレーニスの肩に手を回してくれた。
「疲れたでしょう? 温かいお茶を準備してあるの。今後のことを相談しながら、お茶にしない? まずは、お部屋に案内するわね」
その二人から少し離れたところに、クエバの息子であるルーカスが立っていたことに気付いた。彼だけは、鋭い視線をレーニスに向けていた。
「ごめんなさいね、レーニス。話が急だったから、このような部屋しか準備できなくて」
ロイスによって案内された部屋は屋根裏部屋。急な話であったし、仕方ないだろう。
だが屋根裏部屋といっても、眠るには充分だ。少し埃っぽいところがあるけれど、と思ったら、蜘蛛の巣が張っていた。まずは、掃除からか、とも思った。比較的綺麗な場所に荷物をまとめると、ロイスたちが待つ談話室へと向かった。