クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
「神殿の協力が得られない、というのであれば。神殿の息のかかっていない聖なる力を持つ方に協力を頼む、というのも一つの方法ですが」
だから、ティメルの言う神殿の息のかかっていない聖なる力を持つ者には心当たりがある。
「レーニスに協力を頼む、のか?」
「レーニス様でしたら、間違いなく引き受けてくださるでしょうね。ただ、レーニス様だけではレーニス様に負担がかかりすぎるような気もします。他にも協力してくれる方がいらっしゃるのであれば、レーニス様の負担も減るかと思いますが」
うぅむ、デーセオは唸るしかない。
ただのデーセオとしてはレーニスを危険な目に合わせたくないし、こういったごたごたしたことにも巻き込みたくない。だが、騎士団の竜騎士部隊をとりまとめるデーセオとしては、今のティメルの話を聞いてしまった以上、彼女の協力は必要不可欠なのではと思えてくる。
だから、ティメルの言う神殿の息のかかっていない聖なる力を持つ者には心当たりがある。
「レーニスに協力を頼む、のか?」
「レーニス様でしたら、間違いなく引き受けてくださるでしょうね。ただ、レーニス様だけではレーニス様に負担がかかりすぎるような気もします。他にも協力してくれる方がいらっしゃるのであれば、レーニス様の負担も減るかと思いますが」
うぅむ、デーセオは唸るしかない。
ただのデーセオとしてはレーニスを危険な目に合わせたくないし、こういったごたごたしたことにも巻き込みたくない。だが、騎士団の竜騎士部隊をとりまとめるデーセオとしては、今のティメルの話を聞いてしまった以上、彼女の協力は必要不可欠なのではと思えてくる。