クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
デーセオはレーニスを手に入れたものの、どうしたら良いかわからない、というのが正直な気持ちだった。ティメルに言われたまま、妻としてこの辺境に迎え入れてしまったが、彼女のような若い女性にこの呪われた醜い姿を晒すことにかなりの抵抗がある。先ほど、ほんの数分彼女と言葉を交わしたわけだが、その顔を晒さないようにフードを深くかぶって、それを目の下まで覆い、さらに鬱陶しい髪の毛でその顔を覆ってやった。
これから彼女がこの部屋にやって来るという。それでもまだこの顔を晒す覚悟はできていない。彼女に呪いを解いて欲しいと思っているのに、呪われた顔を晒すことができないというこの矛盾はなんなのか。デーセオはその気持ちがわからない。それでもデーセオは再びフードを深くかぶって、それで目の下まで覆った。呪われた模様を隠すかのように。
コンコンコンと柔らかいノック音が聞こえた。返事をすると、お茶を乗せたワゴンと共にレーニスが入ってきた。
「旦那様、お茶をお持ちしました」
先ほども耳にしたが、彼女の声は心地よい。
これから彼女がこの部屋にやって来るという。それでもまだこの顔を晒す覚悟はできていない。彼女に呪いを解いて欲しいと思っているのに、呪われた顔を晒すことができないというこの矛盾はなんなのか。デーセオはその気持ちがわからない。それでもデーセオは再びフードを深くかぶって、それで目の下まで覆った。呪われた模様を隠すかのように。
コンコンコンと柔らかいノック音が聞こえた。返事をすると、お茶を乗せたワゴンと共にレーニスが入ってきた。
「旦那様、お茶をお持ちしました」
先ほども耳にしたが、彼女の声は心地よい。