偽装結婚の行く末
「え?すみません、聞き間違いかもしれないのでもう一度……」
「だから、婚約者」
「はぁぁ!?」
元々リアクションのいい伊里。
大声を上げると声が響いて、同じフロアにいたみんなに「伊里、うるせーぞ」と怒られてた。
「すみません……けど今のは仕方ないでしょ、マジすか!?」
「マジ、写真見る?」
興奮気味な伊里に、この前のパーティの写真を見せる。
一番見栄えの良いやつを見せたら伊里顔をしかめた。
「うっわ!うわ〜……昴さん、マジでないっすわ」
「何がだよ」
「ちょっと皆さんちゅうもーく!社長がとんでもない美人と婚約したそうです〜」
伊里はまっすぐ手を上げて社員の注目を集める。
すると古参のメンバーを中心に集まってきた。
お前ら仕事そっちのけかよ、ウケる。
「は?くっそ美人……気が強そうなのもいい」
「どこで知り合ったんですかこんな美人と!」
「バーで引っかけるのが相場でしょ。顔がいいんだから」
最古参の社員・開発部部長の真綺まきにスマホを取られ、美優の写真を社員が回覧している。
別にいいけど何だこの状況、たまにこういうこと起きるよなウチの会社。
「だから、婚約者」
「はぁぁ!?」
元々リアクションのいい伊里。
大声を上げると声が響いて、同じフロアにいたみんなに「伊里、うるせーぞ」と怒られてた。
「すみません……けど今のは仕方ないでしょ、マジすか!?」
「マジ、写真見る?」
興奮気味な伊里に、この前のパーティの写真を見せる。
一番見栄えの良いやつを見せたら伊里顔をしかめた。
「うっわ!うわ〜……昴さん、マジでないっすわ」
「何がだよ」
「ちょっと皆さんちゅうもーく!社長がとんでもない美人と婚約したそうです〜」
伊里はまっすぐ手を上げて社員の注目を集める。
すると古参のメンバーを中心に集まってきた。
お前ら仕事そっちのけかよ、ウケる。
「は?くっそ美人……気が強そうなのもいい」
「どこで知り合ったんですかこんな美人と!」
「バーで引っかけるのが相場でしょ。顔がいいんだから」
最古参の社員・開発部部長の真綺まきにスマホを取られ、美優の写真を社員が回覧している。
別にいいけど何だこの状況、たまにこういうこと起きるよなウチの会社。