偽装結婚の行く末
けど、1日寝てばかりで眠気がまったく来ないからスマホを眺める。
気になってたドラマの見逃し配信をやってたから、つい見てしまった。

気がつけば時刻は0時。やば、明日仕事だから寝なきゃ。

もぞもぞ布団に潜って寝る準備をしている最中、突然寝室の扉が開いた。
入ってきたのは上下スエットの寝巻き姿の昴。


「え、寝てねえじゃん」

「……何?」

「添い寝しようと思って」

「ほんとに一緒に寝る気?」


さも当然に入ってきたけど、同居を始めてから一緒に寝るのは始めて。
さすがに生理中だから手を出してくることはないと思うけど。

昴、最近どうした?やけに甘やかしてくるじゃん。


「美優は体調悪い時、俺がいないと寝られないんだろ?」

「だからそれは子どもの時の話!今は1人で寝れるって」

「じゃあ、なんとなく人肌恋しいから一緒に寝よ」

「なにそれ」

「言った通りだけど」


昴は問答無用でベットに入り込んでくる。
唖然としていたら「ほらおいで」と腕を広げた。
なんなの?どういう風の吹き回し!?
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