離婚前夜に身ごもったら、御曹司の過保護な溺愛に捕まりました
私を抱き寄せる腕に従い、智秋の肩に寄り添った。
「今回はなにもなかったんだし、もう謝らなくてもいい。次からふたりで気をつけていこう」
なにも言えずにうなずくと、頭を撫でられる。
楓花の寝息が聞こえる中、しばらくして智秋の方から口を開いた。
「俺もちょっと冷静じゃなかったな。ああいうときにしっかりしなきゃならなかったのは俺だったのに」
髪に指を絡めていた手が止まる。
「実は昔、誘拐されてさ」
「……誘拐?」
初めて知る事実に驚き、聞き返してしまう。
智秋は苦笑しながらうなずき、私の肩に手を回した。
「今回はなにもなかったんだし、もう謝らなくてもいい。次からふたりで気をつけていこう」
なにも言えずにうなずくと、頭を撫でられる。
楓花の寝息が聞こえる中、しばらくして智秋の方から口を開いた。
「俺もちょっと冷静じゃなかったな。ああいうときにしっかりしなきゃならなかったのは俺だったのに」
髪に指を絡めていた手が止まる。
「実は昔、誘拐されてさ」
「……誘拐?」
初めて知る事実に驚き、聞き返してしまう。
智秋は苦笑しながらうなずき、私の肩に手を回した。