離婚前夜に身ごもったら、御曹司の過保護な溺愛に捕まりました
 ちゅ、と智秋の唇が首筋に落ちた。

「君が眠っている間だけしてたキスを今度は起きてるときにもする。夜は抱き締めて眠るし、風呂も混浴しか認めない。ほかにもいろいろするつもりだけど、最後の一線だけは超えないようにする。それでいいな?」

「待って、寝てるときにって――あっ」

 寝間着のボタンを勝手に外した指が際どい場所を求めて動く。

 行儀のいい夫が絶対にしないであろう真似を遠慮なくしながらも、智秋は本当に欲しい刺激を与えてくれなかった。

「ん、や……っ」

「かわいいな、咲良は。本当にかわいい」

「くすぐったいから耳もとで喋らないで……」

「ここ弱いもんな」

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