離婚前夜に身ごもったら、御曹司の過保護な溺愛に捕まりました
 そのうれしさから必要以上に敏感になっているだなんて、恥ずかしくてどうにかなってしまいそうだ。

「好きだよ、咲良。愛してる。君がいないと生きていけない」

 身体を摺り寄せる智秋から私を渇望する熱が伝わり、甘いささやきと合わせて心を溶かす。

 いつ、このままシーツの上で溶けてなくなってもおかしくはない。

 これまで口にしなかった愛の言葉を繰り返し擦り込まれ、身体の奥が苦しいくらい疼く。

「私にもちゃんと言わせて。智秋ばっかりずるい」

 焦らされながらも必死に訴えると、智秋は心の底からうれしそうに笑った。

「うん、聞きたい。それまでキスは我慢するよ」

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