首取り様1
☆☆☆
自分の頭部が発見された場所を佳奈はしげしげと見つめた。
こんな森に自分の頭があったなんてなかなか信じられることじゃなかった。
でもそれはきっと、春香と明宏も同じだったと思う。
気を取り直してスコップを握りしめた。
朝からの作業で手のひらには豆ができて、スコップを握る手には力が入らない。
それでもやらないといけない。
佳奈はグッと奥歯を噛み締めて自分の頭があった場所を掘り返しはじめたのだった。
「あった!」
それは日が暮れる前に発見された。
声をあげた春香のところへ集合してみると、たしかに土の中から白い骨が覗いている。
「よかった。これで全部だね」
美樹が泣き出してしまいそうな声で言う。
その言葉を聞いた瞬間、また佳奈の胸にコツンッと石がぶつかってきた。
言い知れない不安と共に違和感が刺激してくる。
その間にも他の4人は土を掘り返してガイコツを取り出し始めている。
さっきの林の中に比べると柔らかい土は掘りやすく、ガイコツはあっという間にその全貌を表した。
自分の頭部が発見された場所を佳奈はしげしげと見つめた。
こんな森に自分の頭があったなんてなかなか信じられることじゃなかった。
でもそれはきっと、春香と明宏も同じだったと思う。
気を取り直してスコップを握りしめた。
朝からの作業で手のひらには豆ができて、スコップを握る手には力が入らない。
それでもやらないといけない。
佳奈はグッと奥歯を噛み締めて自分の頭があった場所を掘り返しはじめたのだった。
「あった!」
それは日が暮れる前に発見された。
声をあげた春香のところへ集合してみると、たしかに土の中から白い骨が覗いている。
「よかった。これで全部だね」
美樹が泣き出してしまいそうな声で言う。
その言葉を聞いた瞬間、また佳奈の胸にコツンッと石がぶつかってきた。
言い知れない不安と共に違和感が刺激してくる。
その間にも他の4人は土を掘り返してガイコツを取り出し始めている。
さっきの林の中に比べると柔らかい土は掘りやすく、ガイコツはあっという間にその全貌を表した。