一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜

「べ、別に何もないよ。ほら、準備準備!」
「ふふ、誤魔化すの下手すぎ〜本当社長さんは日和にベタ惚れって事ね〜」


 日和の反応を楽しんだ綾乃はスタッフルームへ着替えに行き、日和は出来上がったケーキを順にケースへ並べていった。もちろんザッハトルテも。
 十時開店。平日の割には開店からお客様が途切れる事なくケーキはどんどん売れていく。


「なんか今日お客さん多くない?」
「私もそう思った。え、昨日の効果にしては早くない?」


 いつもはチラホラお店の戸が開くくらいなのに今日は客足が途切れることなくお客さんが店に入ってくる。


「それほどハピフルの影響力は大きいって事かもね」
「だねぇ」


 悔しいけれどそいうい事なのだろう。あの淫魔社長のお陰か……
 時計の針は十二時を過ぎていた。
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