一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜
「も、もう帰るからっ!」


 久しぶりの熱い感情に身体が、心がいっぱいいっぱいだ。早まる鼓動、上がり続ける体温。このままじゃ身体が破裂してしまうんじゃないかというくらいバクバクと盛大に音を鳴らし続けている。


「そうか、送るよ」
「い、いいっ! 大丈夫です!」


 一歩踏み出し足早にあるき出す。その一歩後ろを着いてくる洸夜。背が高いから足も長いせいで日和が急いで二歩歩いても、たった一歩で追いつかれてしまう。


「なんで着いてくるのよ」
「夜道は危ないだろ」


 振って歩いていた右腕をパシっと握り取られ「本当は手を繋ぎたかっただけ」と少し頬を赤らめながら隣を歩き始めた。


(な、なによ! か、可愛すぎるでしょう!!!)

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