一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜

「震えてる。……日和、俺に触れられるのも嫌か?」
「……ふぇ、フェロモンってなに?」
「あいつから何か言われたのか?」
「あんたも私に流し込んでっるって、なにそれ、すごい気持ち悪かった。なんも気持ちいとかない! 怖くて気持ち悪くてっ――……」


 身体が震える、感情と共に溢れ出す涙が止まらない。もしも洸夜も使って自分の事を抱いていたとしたら。この洸夜に対する感情がフェロモンのせいだったのかと思うと、それが怖くて身体が小刻みに震えてしまう。
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