イケメンを好きになってはイケません⁈
ち、ちょっと……わ、そんな、舌まで……こんなところで。
抗議の意志を示すために、首をふると、すぐキスはやめてくれた。
けれど、まだ懲りずにわたしの耳元で囁いてくる。
プライベートの声で。
「こういうシチュエーション、ちょっと憧れてた」
「もう、こんなことしたら、だめだって」
恥ずかしさを隠すために、あえてちょっと怖い顔をして彼をにらんだ。
「誰かに見られたらどうするの?」
「そのときはそのとき。付き合ってるって言えばいいだけだし」と、ぜんぜん悪びれる様子はない。
もう……
扉の横にある鏡で口紅がついていないか確認してから、彼は余裕の笑みを浮かべ、先にオフィスに戻っていった。
ヤカンがピーっと大きな音を立て、慌てて火をとめた。
ほんとにもう森下くんは……
そう言いながらも、自然と顔がにやけてくるのを止めることもできなかった。
抗議の意志を示すために、首をふると、すぐキスはやめてくれた。
けれど、まだ懲りずにわたしの耳元で囁いてくる。
プライベートの声で。
「こういうシチュエーション、ちょっと憧れてた」
「もう、こんなことしたら、だめだって」
恥ずかしさを隠すために、あえてちょっと怖い顔をして彼をにらんだ。
「誰かに見られたらどうするの?」
「そのときはそのとき。付き合ってるって言えばいいだけだし」と、ぜんぜん悪びれる様子はない。
もう……
扉の横にある鏡で口紅がついていないか確認してから、彼は余裕の笑みを浮かべ、先にオフィスに戻っていった。
ヤカンがピーっと大きな音を立て、慌てて火をとめた。
ほんとにもう森下くんは……
そう言いながらも、自然と顔がにやけてくるのを止めることもできなかった。