この世界で愛した君に永遠の恋をする

『い、いや別に好きとかじゃないよ！』
私はならべく上手く誤魔化したつもりだ。けど6年も一緒に居る遥は私のことはお見通しらしい。
目の前に海斗も居るのに『お、その反応は明らかに好きだな〜？』とからかってくる。いつか遥には伝えられるといいな。そう思いながら『ほんとにそんなんじゃないよ〜』と嘘をつく。
『俺の事忘れてない？』
『あ、ごめんでも忘れてないよ』
『ガン無視じゃねえか俺は空気かよ』
『そんなこと思ってないよ笑』
遥は私達の様子を微笑ましく見守っていた。相変わらず仲良いね〜じゃあ奏また明日と言い廊下を歩いて行った。残された私達も学校に設置されているエレベーターで1階まで降りた。