この世界で愛した君に永遠の恋をする
海斗もベッドに座る。
やばいやばいどうしよう。何を喋ろうそれとも黙って待つべき?分からないやばい。
私の頭の中は既にパニックだった。海斗の方を見るといつも通り平然としていた。私だけかと思うと少し寂しい気分になる。
『なあ。』
この一言で私は固まった。氷を超えるほどに固まっていた。深呼吸をし
『どうしたの?』
と答える。
『俺さ昨日も言ったけど奏のこと好きになったんだ。だから付き合って欲しい。』
私の部屋だけ時が止まった気がした。海斗の純粋で真っ直ぐな瞳を見れば涙が出そうになる。私は精一杯の笑顔で
『私なんかでよければ隣にいさせて欲しい』
と答える。14年間の恋がこの瞬間に叶った。生まれて初めて。障害を持ちHSP体質でもある私が恋を叶えた。この時はこの恋があんな結末になるなんて思ってもいなかった。この時断っておげは良かったのかもしれない。だがそんな事を考えたところでもう遅いのだ。
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