跡継ぎを宿すため、俺様御曹司と政略夫婦になりました~年上旦那様のとろけるほど甘い溺愛~
「な、なんでカギを?」
「決まってる。逃がすつもりがないからだ」
意味を測りかねている間に、千秋さんはネクタイを緩めながらベッドに腰を下ろした。とりあえず私もそれに続いて、わずかに間を空けて左隣に座る。
一体なにを考えているのかと上目遣いに隣をうかがい見れば、目が合った途端に千秋さんはとろけるような笑みを浮かべた。
さっきからやたらとこんな表情を見せてくるから、そのたびにドキドキと胸が高鳴ってしまう。あきらめると決意して、ふたをしたはずの気持ちがあふれ出てしまいそうだ。
「おいで」
両手を広げて私を迎えてくれるが、これは飛び込んで来いという意味であっているのか。たしか、ギャラリーでは危険を感じるような雰囲気だったはずと躊躇するが、向けられた笑みには抗えそうにない。つくづく私は千秋さんが好きなようだ。
恐る恐る、彼の方へ体を近付ける。その間も、千秋さんの表情は変わらずキープされている。
もしかして、岸本さんにされたことを察して責任を感じているのだろうか。それで傷付いただろう私を、慰めようとしているとか?
右手をベッドについて、左手を彼の方へゆっくりと伸ばしたその瞬間。私の腕をがっちりと掴んだ千秋さんに引き寄せられて、彼の胸元に飛び込むようにして抱きしめられた。
「決まってる。逃がすつもりがないからだ」
意味を測りかねている間に、千秋さんはネクタイを緩めながらベッドに腰を下ろした。とりあえず私もそれに続いて、わずかに間を空けて左隣に座る。
一体なにを考えているのかと上目遣いに隣をうかがい見れば、目が合った途端に千秋さんはとろけるような笑みを浮かべた。
さっきからやたらとこんな表情を見せてくるから、そのたびにドキドキと胸が高鳴ってしまう。あきらめると決意して、ふたをしたはずの気持ちがあふれ出てしまいそうだ。
「おいで」
両手を広げて私を迎えてくれるが、これは飛び込んで来いという意味であっているのか。たしか、ギャラリーでは危険を感じるような雰囲気だったはずと躊躇するが、向けられた笑みには抗えそうにない。つくづく私は千秋さんが好きなようだ。
恐る恐る、彼の方へ体を近付ける。その間も、千秋さんの表情は変わらずキープされている。
もしかして、岸本さんにされたことを察して責任を感じているのだろうか。それで傷付いただろう私を、慰めようとしているとか?
右手をベッドについて、左手を彼の方へゆっくりと伸ばしたその瞬間。私の腕をがっちりと掴んだ千秋さんに引き寄せられて、彼の胸元に飛び込むようにして抱きしめられた。