跡継ぎを宿すため、俺様御曹司と政略夫婦になりました~年上旦那様のとろけるほど甘い溺愛~
「これも邪魔だな」

どこか楽しそうにそうつぶやくと、腰をなでていた手が残っていた下着を素早く取り去った。隠すなんて許されず、私の両腕は拘束さたままだ。

「綺麗だ。どこもかしこも」

生まれたままの姿で横たわる姿をじっくりと見つめられ、耐えきれない羞恥にそっぽを向く。
その様子に小さく笑った千秋さんは、かまわず私に触れていく。

「こ、子どもっぽいでしょ」

色気のかけらもない自分に、千秋さんが満足できるはずがない。それがなぜか悲しくて、ついかわいくない言い方をする。

「どこが。十分魅力的だ」

「嘘」

そんなのリップサービスだと拗ねていると、千秋さんは突然胸の先端を口に含んでじゅっと吸いあげた。

「きゃあ」

初めての感覚に、思わず悲鳴のような声を上げる。

「初心な反応も最高だ。どこまで俺を翻弄するつもりだ」

そんなわけないと言い返したいのに、突然激しくなった愛撫に絶え間なく甘い嬌声がこぼれ出るばかりになり、反論は封じられた。私にこれ以上なにかを言わせるつもりはないらしい。

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