絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
サラダの後、待ちに待ったお取り寄せのステーキをあーんとした瞬間、あまりのおいしさに目がハートになった。
当然尻尾は揺れまくり、穴の後ろ側にペチペチとぶつかっているが、おいしいお肉に夢中なため、これっぽっちも気にならない。
「はははっ、よっぽど気に入ったようだな」
レリウスさまはそんなわたしの様子を目を細くして眺めていた。
……あれ、もうなくなっちゃったぁ。
だけど、おいしい物はいつだってあっという間。目を丸くして食べていたら、気づいた時にはもう食べきってしまっていた。
しゅん。
わたしは名残惜しく、お皿のお肉が乗っかっていた辺りをペロペロした。
「ルーナ、もうひと口食べるか」
《みゃっ(えっ?)》
見上げたら、レリウスさまが自分の皿からよく焼けているステーキの端の部分を切り分けて、わたしのお皿にのっけてくれた。
《ふみゃ~っ(うわぁっ、うれしい~っ! いっただっきまーす♪)》
わたしはレリウスさまの手にほっぺをスリスリしてお礼を伝え、さっそくパクッと噛り付く。
当然尻尾は揺れまくり、穴の後ろ側にペチペチとぶつかっているが、おいしいお肉に夢中なため、これっぽっちも気にならない。
「はははっ、よっぽど気に入ったようだな」
レリウスさまはそんなわたしの様子を目を細くして眺めていた。
……あれ、もうなくなっちゃったぁ。
だけど、おいしい物はいつだってあっという間。目を丸くして食べていたら、気づいた時にはもう食べきってしまっていた。
しゅん。
わたしは名残惜しく、お皿のお肉が乗っかっていた辺りをペロペロした。
「ルーナ、もうひと口食べるか」
《みゃっ(えっ?)》
見上げたら、レリウスさまが自分の皿からよく焼けているステーキの端の部分を切り分けて、わたしのお皿にのっけてくれた。
《ふみゃ~っ(うわぁっ、うれしい~っ! いっただっきまーす♪)》
わたしはレリウスさまの手にほっぺをスリスリしてお礼を伝え、さっそくパクッと噛り付く。