一途な部長は鈍感部下を溺愛中


そのまま純白のシーツに縫い止められ、触りたかったのにな、と陶器のような肌を名残惜しく思った瞬間、鈍い衝撃が体を貫いた。


「ーーーーッ、ぁ……!」

「……ッ、ごめんな、痛いよな」


息を詰めた部長が、私の頭を包み込むように両手で撫でる。こぼれ落ちた生理的な涙を、辛そうな表情を浮かべた部長が、唇で拭いとった。


「ぅ……? こ、れ……?」

「……もう少し、ここままでいような」


まだ、何が起こったのか理解が追いついていない。


はくはくと浅く息を吸う私を、優しく抱きしめる。僅かに動かれた振動で、下腹部がジンと痛んで小さな呻き声を上げてしまった。


……その後のことは、正直あまり覚えていない。


私が落ち着いた頃を見計らって、彼はまた緩やかに律動を始めた。

痛みの中にふつりと快楽が生まれたのはそれからすぐのことで、初めてのことに戸惑って最終的には泣き出してしまった私を、彼はあやしながらも腕の中に囲って逃がしてくれなかった。


ドロドロに溶かされるような夜だった。


私が痛がってないことに気づいてからは、懇願しても、泣いても止まってくれなくて、こっちは初めてなのに、と全てが終わったあとにはちょっぴり恨む気持ちが芽生えたけど。


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