ママの手料理 Ⅱ
「………」


俺がそう言った直後、リビングに居る不良トリオの動きが数秒固まり。


「ん、副島先生ふざけてるの?お子様感が抜けてなかったってどういう事?僕達、協力して近隣にいた暴走族を一組倒したよね?というか、あれはほぼ僕のおかげだったけどね」


仁は、暴走族を倒した武勇伝をあたかも自分のおかげだと言わんばかりのホラを吹き、


「仁、お前は倒してない。倒したのは俺らと壱だろうが。…それにしても不良トリオだと?俺らそんな風に呼ばれてたのかよふざけやがって、お笑い芸人じゃあるまいし」


愛する琥珀は、彼に突っ込みながらも苦虫を噛み潰したような顔をして。


「んー…この際ー、もしmirageとしての仕事が立ち行かなくなったらあー、俺ら3人で芸人になるのもありかなと思ったんだけど、どうかなぁー?」


「だから銀河、君は何でいつもキャラ変えてくるのって!こんな緊迫した話し合いの場でそういう事言わないでくれる!?」


最終的に、銀子ちゃんは久しぶりにキャラ変をしたせいでナルシストに怒鳴られていた。



(あ、これ俺のせい…?俺のせいだよね、うわやらかした!)


そんな中、完全に自分がこの騒ぎを起こした原因だと気付いた俺は、真っ青な顔をしながらワッフルを口に運んでいた。
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