天才脳外科医はママになった政略妻に2度目の愛を誓う
とにかく清志君のオペを成功させなければ。あの子はまだ十歳だ。救えるなら一日も早く救ってあげたい。啓介さんが無理でもアドバイスはくれるはずだから。
お願い啓介さん、電話に出て。
清志君を助けて!
『はい。莉子?』
よかった。啓介さんが電話に出た。
「啓介さんお願い。あさってオペをして欲しいの! お願いよ」
『莉子、落ち着いて。まずなにがあった?』
「あ、ごめんなさい」
またやっちゃった。どうも彼の声を聞くと理性を失ってしまう。
一旦スマホを耳から外し、ゆっくりと息を吐いて落ち着けてから事情を話した。ちゃんとわかるように説明しなければ。
「――というわけなの」
『わかった。これからそっちに行くよ。三十分くらいでいけると思う。詳しく話を聞こう。新海先生にも俺から電話をしてみるから』
「あ、ありがとう啓介さん。気をつけて来てね」
電話を切り、院長室へ内線をかけて報告すると一気に肩の力が抜けた。
だがのんびりはしていられない。
お願い啓介さん、電話に出て。
清志君を助けて!
『はい。莉子?』
よかった。啓介さんが電話に出た。
「啓介さんお願い。あさってオペをして欲しいの! お願いよ」
『莉子、落ち着いて。まずなにがあった?』
「あ、ごめんなさい」
またやっちゃった。どうも彼の声を聞くと理性を失ってしまう。
一旦スマホを耳から外し、ゆっくりと息を吐いて落ち着けてから事情を話した。ちゃんとわかるように説明しなければ。
「――というわけなの」
『わかった。これからそっちに行くよ。三十分くらいでいけると思う。詳しく話を聞こう。新海先生にも俺から電話をしてみるから』
「あ、ありがとう啓介さん。気をつけて来てね」
電話を切り、院長室へ内線をかけて報告すると一気に肩の力が抜けた。
だがのんびりはしていられない。