火の力を持つ国王様は愛も熱い
「あいつらの目的は私達の目かもしれないって聞いたけど、どうしてザイールはすぐに目を取られちゃったのに私達は瞳を盗られなかったのかな…?シャーロットの体に何も無くて良かったけど…」
「…明日売られた後はわからないよ。売られた先で取られるかもしれないし、私達女だから売られた先の愛玩用になるかもしれないし、私達の瞳の色の子供産ませてゴールデンイエローの瞳を量産させる人もいるんだって…小屋の外で護衛が話してるの聞いた」
「…そんな野蛮な国だなんて…こんな国と一度でも貿易試みたのが間違いだったね…それでうちの国の情勢や、王族の瞳の事も調査されたのかも」
「何が富をもたらすゴールデンイエローよ…不幸しか呼ばないじゃない…人間の瞳を欲しがるなんて普通の人間じゃないよ…あーぁ…雷の力せめてザイールくらいあれば…捕まらなかったのに…ルーナの力は当てにならないし…このまま変な所に売られるしかないのかな…」
「まだ諦めちゃダメだよ、アクアが…アヴァンガルド王国が援軍出してくれてるからすぐ来てくれるよ!」
「明日のオークションまでにこの場所見つけてくれないと…それに、本当に援軍出してくれるのかな?いくら友好国になったって言ってもさ、アヴァンガルド王国と新興国だったアクアヴェール滅ぼした国だよ?アクア様はまだ王子だし、いくらアクア様のと恋仲のルーナの国であっても国王様が軍を動かしてくれるかわからないじゃん」
「もう、ネガティブに考え過ぎだよ…アクアは絶対助けに来てくれるよ…エドワード国王様が だってきっと動いてくれる…アヴァンガルド王国の人達みんな暖かい人なんだから」
「そう…こんな所にずっと閉じ込められてたら何も期待出来なくなるよ…ルーナは今来たばっかりだからわからないよ…ふぅッ……油断してると……隙を見て小屋に男の人が入ってきて…私の身体…触っていく…ヒグッ……この先もずっと…好きじゃない人にそうやって触られないといけないのかな…」
シャーロットはそう言って泣き出した。
こんな所に下着姿で閉じ込められて、何も無いわけがないか…
シャーロットと会えたところで、助けられない私は無力過ぎる。