クールビューティーな悪役令嬢ですが、おまじない薬を飲んでバッドエンドを回避したいと思います!
 甘い声がでてしまう。それほど、彼の手と口は私を蕩けさせた。

 ベルトを外す音が、カチャ、カチャっとする。私は初めて男性の性器が、興奮して大きくなっている状態に好奇心があった。殿下、触らせてくれるかな。

「あの、これ、触ってもいい?」

 手を、彼の大切な場所にある膨らみを、服の上から触ってみる。そこには、張り詰めたように大きな棒状のものが、ズボンの下に収まっている。

「フィル、――触るだけでなく、味わってほしいな。君の、その、身体で」

 殿下はちょっと耳を赤くして、大胆な提案をしてきた。期待をした眼で私を見つめてくる。でも、そんな大きな楔を、身体で味わってほしいだなんて……

「ふふ、それは、結婚するまでダメですわ。キスまでですよ、殿下」

 いい雰囲気だけど、ここで釘をさしておかないとね。

「それは――マジ?」

「マジ」

 信じられない、といった顔をして眺められても、ダメです。

「キスまで?」

「キスまで。ここの味見は、特別」

 既に唾液でべちゃべちゃになった私の胸を指して、教えてあげる。

「そんな、ここまできて……生殺し……無理だ」

 殿下はものすごい勢いで、また私の唇を奪い、手が私の下の茂みをさする。今日の私のパンツは、サリーからもお勧めの黒で、なぜか真ん中に割れ目があった。

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