クールビューティーな悪役令嬢ですが、おまじない薬を飲んでバッドエンドを回避したいと思います!
 そう伝えると、ちょっと殿下は「参ったな……」と言われて、耳のあたりを赤くされている。これはチョメチョメの始まる合図。どうしよう、今日も始まっちゃうのかしら……

「サリーに相談したところ、殿下に相談しなさい、って。で、殿下の指示に従うようにって」

 もじもじしながら、上目遣いで殿下に「お願いしますぅ……」と伝えると、殿下はすぐに召使たちをお部屋から下がらせた。

「う、うん。フィル、では、まず今の大きさを確かめないとね」

 そう言って、殿下は私のブラウスを脱がせ、そして胸当てを外そうとする。

「で、殿下……は、恥ずかしいです」

 部屋は昼間だから明るい。もう何度かオッパイを吸われたり揉まれたりしているけど。チューもされてベロベロもされているけど。でも、立ったままこうしてじっくりと観察されると、なんだか恥ずかしさが全面に出てしまう。

「フィル、うん、腕を上げて」

 私が腕を上げると、殿下は私の脇のところに顔をくっつけてきて、クンクンと匂いを嗅がれた。

「殿下っ!」

「あぁ、ここもイイね。下もいいけど。フィル、これからは、汗ばんだらすぐに教えるんだよ」

 脇の毛はサリーたちにキレイに処理してもらっているけど、ちょっと恥ずかしすぎるわ。殿下、どうしたのかしら。

「君の全ての匂いが、たまらないんだよ……」

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