クールビューティーな悪役令嬢ですが、おまじない薬を飲んでバッドエンドを回避したいと思います!
 お互い、まだ裸で目を合わせる。「おはよう」と小さく彼女が言った。可愛い。半開きの眼が、また、彼女の小悪魔的な可愛らしさを際立たせている。お胸の大きさは可愛くないが。

「その、夕べはすまなかった。君は、その……はじめてだったんだろう」

「え、あ、はい」

「その、日を改めて、婚約の挨拶に来るよ。すまなかった」

 私は順番を違えてしまったが、きちんと責任をとりたい。殿下ではないが、こうなったら結婚も早めよう。

「へっ? 婚約? えっと、それって、責任取るとか、そういうことですか?」

 驚いた声をあげて、エレノア嬢が叫んだ。寝起きにやはり婚約話は、急すぎたか。

「あ、ああ。私なりに、きちんと責任を」

「その前に、この手は何ですか」

 しまった! エレノア嬢のけしからんお胸に手が吸い寄せられていた! 大事な話をしていたつもりだが、手は欲望を叶えるためだけに動いていた! ついでに息子も立派だ。

「ええと、話の前に、もっとちょうだい」

 そういうと、エレノア嬢は私の息子を扱き始めた。「うっ」と不意打ちをくらった私は、射精しそうになるがなんとか堪えた。上目遣いに私を見上げる彼女の可愛い願いだ、叶えねばならない!

 朝チュンならぬ、第二ラウンドに突入した私たちは確信する。身体の相性がゼッタイにイイ。初めて同士で、確信するのも不思議な話だが、こんなにイケるのだから、十分だ。
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