西園寺先生は紡木さんに触れたい
「よお。」
紡木がポケットにスマホをしまうのと同時に、蓮が片手を上げて紡木に声をかけた。
「話って、何だ?」
蓮は紡木の隣にどかっと座るとそう聞いた。
「あのさ、葵のことなんだけど。」
「ん?おお。何だ?」
「葵のこと、…どれくらい好き?」
紡木の突拍子もない質問に、蓮は「はあ?」と声を上げた。
「どれくらいって…世界で一番?」
「ほう…。」
「葵がいれば他には何もいらない。」
「本当に?霧島くんって、お父さんの会社を継ぐんでしょ?それはできなくっても?」
矢継ぎ早に質問する紡木に、蓮が珍しく慄きつつ、「知ってたのか。その事。」と言った。
「そりゃ勿論、葵の方が大事に決まってんだろ!
親父の会社は…俺がなんとしてでも継ぐ。でもその隣に葵がいなきゃ意味ねえよ。
どんなに困難でも葵がそばにいればいいし、どんなに楽しい人生でも葵が隣にいなきゃそれだけで価値のねえ人生なんだよ、俺にとっては。」
珍しく語る蓮に紡木は「おお…。」と感心の声を上げた。
紡木がポケットにスマホをしまうのと同時に、蓮が片手を上げて紡木に声をかけた。
「話って、何だ?」
蓮は紡木の隣にどかっと座るとそう聞いた。
「あのさ、葵のことなんだけど。」
「ん?おお。何だ?」
「葵のこと、…どれくらい好き?」
紡木の突拍子もない質問に、蓮は「はあ?」と声を上げた。
「どれくらいって…世界で一番?」
「ほう…。」
「葵がいれば他には何もいらない。」
「本当に?霧島くんって、お父さんの会社を継ぐんでしょ?それはできなくっても?」
矢継ぎ早に質問する紡木に、蓮が珍しく慄きつつ、「知ってたのか。その事。」と言った。
「そりゃ勿論、葵の方が大事に決まってんだろ!
親父の会社は…俺がなんとしてでも継ぐ。でもその隣に葵がいなきゃ意味ねえよ。
どんなに困難でも葵がそばにいればいいし、どんなに楽しい人生でも葵が隣にいなきゃそれだけで価値のねえ人生なんだよ、俺にとっては。」
珍しく語る蓮に紡木は「おお…。」と感心の声を上げた。