西園寺先生は紡木さんに触れたい
「それよりさ〜、見た?コイツ、アタシに牽制かけてきたんだけど!あの時のコイツの必死な顔、まじウケる〜!見せてあげたかったわ〜!」
千秋はそういうとゲラゲラ笑った。
樹は心底不思議そうな顔をして「ほえ〜。」と呟いた。
「けーちゃんはさ、花奏のどこを好きになったの?いや、まあ、ぶっちゃけ顔は可愛いけど…
けーちゃんが今まで自分から好きって言った奴なんて初めてじゃん?純粋に疑問。」
そう言う樹に、千秋も「確かにー。あんな必死になるくらいだしねー。」と付け足した。
「いいでしょ、そんなの。」
西園寺は呆れた顔して受け流した。そんな西園寺にめげずに樹は再び質問を投げかけた。
「で、けーちゃんと花奏はどこまでいってんの?」
「はあっ!?…オマエなあ…。」
「えー、気になる!現役JKとどこまでやったの?
ハグ?キス?セッ「あー、もう、うるさい!そういうんじゃないから、俺たち。」
「え、どういうこと?」
西園寺の反応に、2人は顔を見合わせた。