西園寺先生は紡木さんに触れたい

「え!見てこれ。『名前で貴方にぴったりの職業を教えます!』だって。」


千秋はそう言いながら携帯の画面を2人に向けた。
その声に西園寺も顔を上げて画面を凝視した。


「うさんくさ…。」


画面を見るなりそう呟く樹に、「でもとりあえず出てきた職業かいとけばよくない?別に他になりたい職業見つかるまでの仮でいいんだからさ。」と千秋は返した。


西園寺もその言葉に納得して「そうだね。とりあえず占ってみたい。」と返した。


千秋は「オッケー。」と言うと、西園寺の名前を入力して、『占う』と書かれているボタンを押した。


少しだけドキドキしながらページが更新されるのを待つと、しばらくして『あなたに向いてる職業は…!』と書かれたページが表示された。


「えっと〜…西園寺 圭統さんは非常に頭の回転の速い人のようです。…嘘だ〜。人に何かを教える事に長けていますので、何かのインストラクターや教師が向いているでしょう。…だって。」


千秋はそう読み上げると、西園寺に視線を送った。


「教師、かあ…。」

「まあ、何となくわかるかも。」


樹がそう言うと、千秋も頷いた。


西園寺もまあ悪くはないか、と思って、適当に教員免許が取れそうな大学と学部名を書いておいた。



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