丘の上の大きな桜の木の下で、また会おう
登場人物
~登場人物・六人~

羽柴(はしば) 凱吾(がいあ)
羽柴財閥の御曹司で、副社長。
イケメンで、誠実で賢い“完璧”を形にした男。
しかし冷淡で真っ直ぐ過ぎる性格故に、曲がったことが嫌いで融通が利かない。
その上、凱吾には独自のルールがある。
それを反すると、排除しようとする冷酷さと残忍さを持っている“悪魔”


不破(ふわ) 宗匠(そうしょう)
不破財閥の御曹司で、俺様気質。
普段は、親のスネをかじって好き勝手して遊んでいる。
二十歳の時、半年だけホスト(源氏名・タクミ)として働いていたことがあり、その間でトップに上り詰めたレジェンド。
今も語り継がれる程だ。
なので、時々気まぐれでホストをすることがある。
実は、六人の中で一番周りを見ていてよく気づく。


南波(なんば) 紀信(きしん)
大学病院の病院長の息子で、今は研修医。
六人の中のムードメーカーで、世話好き。
小児科医を目指している。
いつも優しく、みんなを見守っていた。


宝生(ほうしょう) 鈴嶺(りんね)
宝生財閥の令嬢で、一人では何もできない箱入り娘。
宗匠とは生まれた時から一緒で、宗匠を兄のように慕っている。
両親に寵愛されていて、何をするにも必ず執事・佐木(さき)をつけている。
優しく、お人好しの可愛らしい女。


七条(しちじょう) 杏樹(あんじゅ)
高級クラブのママの娘で、杏樹自身もNo.1ホステス。
源氏名・(あん)
女優のように相手によって対応を変えることのできる、天性の才能を持った最強のホステス。
鈴嶺は、杏樹を姉のように慕っている。
杏樹も鈴嶺を、妹のように可愛がっている。


松平(まつだいら) 実和(みわ)
小さな定食屋の娘で、大手会社の秘書。
凱吾に次ぐ頭の良さで、全国二位だった。(一位は凱吾)
おとなしいが、しっかりした優等生。
実は、鈴嶺と杏樹にコンプレックスをいだいていた。
交通事故で亡くなり、五人をまた再会に導いた張本人。



六人の恋愛事情。

実和→凱吾↔鈴嶺←紀信
杏樹→??
宗匠→??




これは、僕達六人の物語━━━━━━━


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