財界帝王は初恋妻を娶り愛でる~怜悧な御曹司が極甘パパになりました~
「素敵な展示会になること間違いないですね」
角谷さんが笑顔で書類を母の前に置く。
「ええ。あのホテルなら一流ですから、うちの名雪流にもはくがつくというものです」
「いやはや、こんなに美しい家元がおられるし、その上、透明感のある綺麗なお嬢さんが次期家元なら、大成功間違いないですよ。機会があれば習ってみたいと思いますから」
中山社長はそう言って豪快に笑う。
私の前にポスターが広げられる。母が活けた豪華な生け花の写真だ。
「まあ。中山さん、ぜひ習いにいらしてください」
母は書類にサインをして、中山社長ににっこり笑いかけた。
「考えておきます」
中山社長は朗らかに笑い声をあげる。
書類の横に六百万円の束を置いた母に、中山社長と角谷副社長は丁重に頭を下げて、アタッシュケースの中へしまう。
「お預かりしてホテルへの支払いを明日済ませますから。またご連絡します。ホテルのボウルルームが使えるのは個展の二日前からですので」
中山社長は六百万円の領収書を母に手渡す。
角谷さんが笑顔で書類を母の前に置く。
「ええ。あのホテルなら一流ですから、うちの名雪流にもはくがつくというものです」
「いやはや、こんなに美しい家元がおられるし、その上、透明感のある綺麗なお嬢さんが次期家元なら、大成功間違いないですよ。機会があれば習ってみたいと思いますから」
中山社長はそう言って豪快に笑う。
私の前にポスターが広げられる。母が活けた豪華な生け花の写真だ。
「まあ。中山さん、ぜひ習いにいらしてください」
母は書類にサインをして、中山社長ににっこり笑いかけた。
「考えておきます」
中山社長は朗らかに笑い声をあげる。
書類の横に六百万円の束を置いた母に、中山社長と角谷副社長は丁重に頭を下げて、アタッシュケースの中へしまう。
「お預かりしてホテルへの支払いを明日済ませますから。またご連絡します。ホテルのボウルルームが使えるのは個展の二日前からですので」
中山社長は六百万円の領収書を母に手渡す。