財界帝王は初恋妻を娶り愛でる~怜悧な御曹司が極甘パパになりました~
ショッパーバッグを受け取った母は我妻社長に感謝する。
「まあ……お気遣いありがとうございます。どうぞ」
母は我妻社長を応接室へ案内し、私はコーヒーを淹れにキッチンへ足を運ぶ。
コーヒーマシンに粉をセットして、三人分のコーヒーを淹れて応接室へ行くと、我妻社長と対面に座る母は神妙な面持ちで話をしている。
そこへ入室した私はコーヒーの入ったカップとミルクと砂糖を銘々に置き、母の隣に腰を下ろした。
「我妻さんにも注文していた花材をキャンセルすることになり、申し訳ありません」
母が頭を下げる。
「とんでもありません。中山社長を紹介しなければこんなことにならなかったのにと、私の方こそ申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「中山社長は良い方に見えました。お仕事もバリバリされているように……。楽しみにしていた個展が出来なくなり、今はどうしていいのかわかりません……」
「また後日に延期をされてはいかがでしょうか?」
「延期なんて……資金がありませんわ」
「今回の件は私にも責任があります。どうか援助をさせていただけないでしょうか?」
「え? 援助……? 援助していただいてもお返しするのはいつになることか……」
母が隣に座る私へ視線を向ける。
「まあ……お気遣いありがとうございます。どうぞ」
母は我妻社長を応接室へ案内し、私はコーヒーを淹れにキッチンへ足を運ぶ。
コーヒーマシンに粉をセットして、三人分のコーヒーを淹れて応接室へ行くと、我妻社長と対面に座る母は神妙な面持ちで話をしている。
そこへ入室した私はコーヒーの入ったカップとミルクと砂糖を銘々に置き、母の隣に腰を下ろした。
「我妻さんにも注文していた花材をキャンセルすることになり、申し訳ありません」
母が頭を下げる。
「とんでもありません。中山社長を紹介しなければこんなことにならなかったのにと、私の方こそ申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「中山社長は良い方に見えました。お仕事もバリバリされているように……。楽しみにしていた個展が出来なくなり、今はどうしていいのかわかりません……」
「また後日に延期をされてはいかがでしょうか?」
「延期なんて……資金がありませんわ」
「今回の件は私にも責任があります。どうか援助をさせていただけないでしょうか?」
「え? 援助……? 援助していただいてもお返しするのはいつになることか……」
母が隣に座る私へ視線を向ける。