財界帝王は初恋妻を娶り愛でる~怜悧な御曹司が極甘パパになりました~
「だからさ、今日京極さんに会うのなら、誘惑してみない? 好きな人にバージンを奪ってもらうの。じゃないと、紗世はそのおじさんと結婚することになったら、好きじゃない人としか経験出来ないんだよ?」
「ゆ、侑奈。京極さんが抱いてくれるわけないよ。妹みたいな存在なんだよ?」
私も京極さんなら……と思う。
「今日の紗世はいつもよりもずっとずっと綺麗よ。華奢なデコルテにエレガントな姿は誰が見ても見惚れるほどなの。今日、五人くらい連絡先交換してほしいって言われていたわよね?」
「いつもよりずっと綺麗……? 本当に?」
「自信を持って。たとえ京極さんが紗世に妹みたいな感情しかないとしても、今日の紗世に誘惑されたら拒否できないと思うの」
今日を逃したら、京極さんとはもう会わなくなるかもしれない。
妻になる小玉さんは亡き親友の妹に彼をふたりで会わせるほど心が広いかもしれないが、我妻社長はどうだろう……。
ふと昨日握られた手へ視線を落とす。
一生に一度だけ、好きな人に愛されたい。
「余計なことを言ってごめんね。紗世が可哀想で……女性としての喜びを知ってほしいなって」
申し訳なさそうな瞳を向ける侑奈に、首を左右に振る。
「ううん。本当にその通りだよ。京極さんが抱いてくれるかわからないけれど、誘惑してみようかなって気になったよ」
「ゆ、侑奈。京極さんが抱いてくれるわけないよ。妹みたいな存在なんだよ?」
私も京極さんなら……と思う。
「今日の紗世はいつもよりもずっとずっと綺麗よ。華奢なデコルテにエレガントな姿は誰が見ても見惚れるほどなの。今日、五人くらい連絡先交換してほしいって言われていたわよね?」
「いつもよりずっと綺麗……? 本当に?」
「自信を持って。たとえ京極さんが紗世に妹みたいな感情しかないとしても、今日の紗世に誘惑されたら拒否できないと思うの」
今日を逃したら、京極さんとはもう会わなくなるかもしれない。
妻になる小玉さんは亡き親友の妹に彼をふたりで会わせるほど心が広いかもしれないが、我妻社長はどうだろう……。
ふと昨日握られた手へ視線を落とす。
一生に一度だけ、好きな人に愛されたい。
「余計なことを言ってごめんね。紗世が可哀想で……女性としての喜びを知ってほしいなって」
申し訳なさそうな瞳を向ける侑奈に、首を左右に振る。
「ううん。本当にその通りだよ。京極さんが抱いてくれるかわからないけれど、誘惑してみようかなって気になったよ」