あるがまま。


「ホントだぜっ。すっげぇ押されたし俺。

いってぇ・・・。」

そう言って雅紀は自分の右肩をさする。

(えっ、私全然押されなかったしぃ。

雅紀が前にいてくれたからだ・・・///)

そう思うと、嬉しかった。

「で、何組?」

今までのやりとりはまるで無視した良平がまた聞く。

「あっ、私と一緒で4組。良かったぁ、知らない人ばっかだと、ちょっと不安だし。

良平、また一年よろしくお願いしますッ!」

そう言って、冗談交じりに敬礼した私。


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