身を引くはずが、敏腕ドクターはママと双子に溢れる愛を注ぎ込む


 今日もいるといいんだけど……。

 ちょうど先週、気分転換に散歩に訪れた際、カルガモの親子をここの池で見かけた。

 調べてみると六月はカルガモの繁殖時期だと知り、この時期にしか見られない光景ならその姿を描きにきたいと思ったのだ。

 ボート営業もまだ始まっていない時間の静かな池へと着き、近くのベンチに荷物を置く。

 鉛筆と画板に載せたハガキを手に池のすぐそばまで近づき、カルガモの姿がないか周辺を見回した。

 池には、ぽつりぽつりとカルガモが浮かんでいて、その中に見たかった親子の姿も確認できる。その場に腰を下ろして早速写生を始めた。

 趣味で描いている私の絵は全て自己流。

 鉛筆でざっくり下絵を描き、色鉛筆で絵を完成させていく。そこに水彩絵の具で細かい色付けをして完成だ。

 今日の絵は、池で仲良く泳ぐカルガモの親子。そして、池の周囲に鮮やかなピンクで色づくサツキの花も一緒に描いてみた。

 色合いも綺麗でいい感じだ。

 この時期は花も多く観られるから、描く絵も色鮮やかで楽しい気分になる。

< 15 / 246 >

この作品をシェア

pagetop