暗黒ギフト1
「未来人が来たのかも知れないけれど、とにかく今はご飯をちゃんと食べなさい」
冷たく突き放すような母親の言葉に海斗は息を飲む。
ここまですごいことが起こったのに、どうしてまともにご飯なんて食べていられるだろう。
そう思ったけれど、両親と自分の温度差に気が付いてなにも言えなかった。
「ほら、今日は海斗の大好きなハンバーグだ」
父親は話題をそらしてごまかそうとしている。
誰も信じていないんだ。
そう理解すると胸の奥がチクリと傷んだ。
信用してもらうために箱と手紙を持ってきたし、細かな部分まで丁寧に説明したのに……。
そう思うと今度は腹が立ってきた。
これだけ一生懸命説明しても信じてくれないなんて、やっぱり大人は子供を見下しているんだ。
だから、荒唐無稽な夢を見たと思い込んでしまっているんだ。
「嘘じゃない、本当のことなんだ!」
「いい加減にしなさい。そんな手紙まで準備して嘘つくなんて」
ついに母親は不機嫌そうな表情を浮かべてそっぽを向いてしまった。
こうなるともう、いくら説明をしても聞いてくれないだろう。
必死になって訴えれば訴えるほど、海斗の言うことは嘘になる。
海斗はうつむき、大好きなハンバーグも味がしなくなってしまったのだった。
冷たく突き放すような母親の言葉に海斗は息を飲む。
ここまですごいことが起こったのに、どうしてまともにご飯なんて食べていられるだろう。
そう思ったけれど、両親と自分の温度差に気が付いてなにも言えなかった。
「ほら、今日は海斗の大好きなハンバーグだ」
父親は話題をそらしてごまかそうとしている。
誰も信じていないんだ。
そう理解すると胸の奥がチクリと傷んだ。
信用してもらうために箱と手紙を持ってきたし、細かな部分まで丁寧に説明したのに……。
そう思うと今度は腹が立ってきた。
これだけ一生懸命説明しても信じてくれないなんて、やっぱり大人は子供を見下しているんだ。
だから、荒唐無稽な夢を見たと思い込んでしまっているんだ。
「嘘じゃない、本当のことなんだ!」
「いい加減にしなさい。そんな手紙まで準備して嘘つくなんて」
ついに母親は不機嫌そうな表情を浮かべてそっぽを向いてしまった。
こうなるともう、いくら説明をしても聞いてくれないだろう。
必死になって訴えれば訴えるほど、海斗の言うことは嘘になる。
海斗はうつむき、大好きなハンバーグも味がしなくなってしまったのだった。