追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
ゼクスの言葉に、即答する美女アルメイダ。彼女は、私とディオを見て深く一礼し、先頭に立って歩き始めた。
賑やかな一階から階段を上り二階へ。全面に書物が並んだ二階を素通りし三階へ。物が散乱している倉庫のような三階から階段を上り四階へと向かう。
四階は他の部屋とは違い、豪華な調度品に溢れていた。アルメイダは奥へと向かい、一際美しい扉を颯爽と開けた。
「フェイロン様、ディオ様たちがお見えです」
アルメイダの後ろから、私たちも顔を覗かせる。部屋の中には望遠鏡のような大きな筒に、畳三畳分はあろうかという紙、それに覆い被さるようにして何かを書いている煌びやかな衣装の何者かがいた。
「ちょっと待っていろ。すぐ済むから」
艶のある低音が響くと、アルメイダはくるりとこちらを向き、間近にある椅子を勧めた。暫く部屋の中を見回しながら待っていると、やがて宮様、フェイロンが顔を上げた。
「終わった。アルメイダ、これを記録部へ……」
指示を受けたアルメイダは、紙を丸めて階下へ向かう。
賑やかな一階から階段を上り二階へ。全面に書物が並んだ二階を素通りし三階へ。物が散乱している倉庫のような三階から階段を上り四階へと向かう。
四階は他の部屋とは違い、豪華な調度品に溢れていた。アルメイダは奥へと向かい、一際美しい扉を颯爽と開けた。
「フェイロン様、ディオ様たちがお見えです」
アルメイダの後ろから、私たちも顔を覗かせる。部屋の中には望遠鏡のような大きな筒に、畳三畳分はあろうかという紙、それに覆い被さるようにして何かを書いている煌びやかな衣装の何者かがいた。
「ちょっと待っていろ。すぐ済むから」
艶のある低音が響くと、アルメイダはくるりとこちらを向き、間近にある椅子を勧めた。暫く部屋の中を見回しながら待っていると、やがて宮様、フェイロンが顔を上げた。
「終わった。アルメイダ、これを記録部へ……」
指示を受けたアルメイダは、紙を丸めて階下へ向かう。