追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
崖を登り、天を見上げると、月は少し欠けていた。確か、ディオと話した時は綺麗な満月だったな……と、ぼんやり思い出していると、後ろに誰かの気配を感じ振り向いた。
「ディオ? どうして……みなさんとのお話は?」
「小休止だよ。外の空気が吸いたくなって出てきた。ほらあそこ、人が多すぎて空気が悪いだろ?」
「ふふ。それは確かに」
やっぱりディオもそう思っていたんだ。だったら空気清浄機、出せばよかった。
「それにさ……ララに話さなければいけないことがあって」
「なんですか?」
軽く尋ねたのに、ディオはとても神妙な顔をしていた。まるで、罪人が懺悔をする前のように。
「実は小さい頃カレリアス邸で、君に会ったことがあるんだ」
「えっ? なにかの間違いでは? 私全然覚えていませんよ?」
「当たり前だよ。君は今のサーシャより小さくて、言葉も話せなかったから」
「ああ、それなら覚えていないかも」
「ディオ? どうして……みなさんとのお話は?」
「小休止だよ。外の空気が吸いたくなって出てきた。ほらあそこ、人が多すぎて空気が悪いだろ?」
「ふふ。それは確かに」
やっぱりディオもそう思っていたんだ。だったら空気清浄機、出せばよかった。
「それにさ……ララに話さなければいけないことがあって」
「なんですか?」
軽く尋ねたのに、ディオはとても神妙な顔をしていた。まるで、罪人が懺悔をする前のように。
「実は小さい頃カレリアス邸で、君に会ったことがあるんだ」
「えっ? なにかの間違いでは? 私全然覚えていませんよ?」
「当たり前だよ。君は今のサーシャより小さくて、言葉も話せなかったから」
「ああ、それなら覚えていないかも」