追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
「予見の魔法で裏付けがとれたらよかったんだけど、残念ながら見たいものを都合よく見られるわけじゃないんだ。断言出来なくて、ごめんな。でも、俺が直に見て感じた思いは、間違っていないと思うよ。ララ、君は確かに愛されて守られていた」
月下で、ディオの神秘的な瞳が一際輝きを増した。
強く優しく、勇気づけるように頷く彼は、一瞬にして私の心の中の霧を払った。辛かった年月も、悲しかった夜も、どうにもならない思いでさえも、今では過去として冷静に振り返ることが出来る。
そして、なすべきことも明確に見えてきた。
「ディオ、私、家族を救いたい。そして、真実を聞きたい。さっきディオが言ったことが本当かどうかを、本人たちに確かめたいんです。それに、悪魔の野望のために犠牲になった代々の聖女たちの無念も晴らしたい! 聖女なめるな!って、ぶん殴ってやりますよ」
「ありがとう! その言葉を待っていた! 実は君なしで悪魔は倒せない。ララこそが実は悪魔の天敵なんだ」
「え?」
悪魔に殺されるはずの私(聖女)が、悪魔を倒す? 私、悪魔祓いスキルなんて持っていたっけ?
月下で、ディオの神秘的な瞳が一際輝きを増した。
強く優しく、勇気づけるように頷く彼は、一瞬にして私の心の中の霧を払った。辛かった年月も、悲しかった夜も、どうにもならない思いでさえも、今では過去として冷静に振り返ることが出来る。
そして、なすべきことも明確に見えてきた。
「ディオ、私、家族を救いたい。そして、真実を聞きたい。さっきディオが言ったことが本当かどうかを、本人たちに確かめたいんです。それに、悪魔の野望のために犠牲になった代々の聖女たちの無念も晴らしたい! 聖女なめるな!って、ぶん殴ってやりますよ」
「ありがとう! その言葉を待っていた! 実は君なしで悪魔は倒せない。ララこそが実は悪魔の天敵なんだ」
「え?」
悪魔に殺されるはずの私(聖女)が、悪魔を倒す? 私、悪魔祓いスキルなんて持っていたっけ?